天香石とは

天香石

約1億5000万年前の盛んな火山活動の繰り返しにより、天香石が形成されました。天香石は九州祖母山系でしか発見されておらず、現在、株式会社エパックでは高千穂周辺で採取された石を使用しています。この変成岩には、マグマがガス化した際に閉じ込められたと思われる数十種類のミネラル(必須微量元素)が含まれており、4~14マイクロメーターの遠赤外線エネルギー(育成光線)を多く放出しています。遠赤外線による体温上昇は、血液循環、ホルモン、免疫、代謝の4つの生命維持に必要な働きを向上させます。

弊社ではこの特殊な石を使用した天香石ビーズバス(サンドバス)、岩盤浴、岩盤風呂、岩盤ベッドを提供しています。天香石は農業、建築、医療、美容の現場で広く支持され、研究されています。

天香石の名前の由来

高千穂峡の神話(天岩戸)の西南にある天香具山とその近隣の山には、大木が生い茂り、低木の真榊が正気を放っています。古事記、日本書紀によると天照大神の子孫、初代神武天皇が高天原から「日出る国の民」の安寧のため地上に遣わされた「聖域」とされ、「天孫降臨」は神道で語り継がれています。

高千穂峡はパワースポットで正気が香る地域です。ここは鬼界カルデラの構造線上にありゼロ磁場です。日本の神社、神宮、大社は構造線上に祀られ、清水が流れています。縄文の民は、そこに神秘の自然神の存在を固く信じたのでしょう。

ここで産出される神秘の石は「天香石」と呼ばれていました。

私たちはその石を「天香石」と呼び、科学の力で正気は遠赤外線の最大の光線育成光線であることを証明しました。真榊は現代でも日本の神々が集う出雲大社や鹿島神宮、伊勢神宮で神の植物として使われています。

天香石で濾過された天然水は、天安河原の源流とされています。また、天岩屋戸に伝わる神秘の天然水は奇跡の水と言われています。

天香石の発見者である鳥居一之氏は、それをSGEストーンと名付け、天然水はSGEwaterと呼ばれるようになりました。SGEストーンの効能は医学博士、地学博士、科学博士などによって研究され、さまざまな商品開発に活用されています。

天安河原
天安河原

天香石の6つの作用

天香石使用による効能

天香石ビーズバス(サンドバス)とは

鹿児島県指宿市などで知られる海浜砂湯(砂むし)を元にした画期的な入浴システムです。このシステムでは、海砂の代わりに天香石のセラミックス・ボールを使用します。天香石は温熱、保温、細胞賦活、消臭効果に優れており、直径3mmに加工したセラミックスを50℃のお湯で加温し、浴槽に敷き詰めます。これにより、全身を埋める最新版の砂湯のような効果を得ることができます。

通常の砂を使用した場合と異なり、本商品では入浴後の体温変化に特徴があります。入浴直後は一時的に体温が下がりますが、25分後に再度体温が上昇するというパターンが見られます。この変化は内部器官の新陳代謝作用による発熱反応に起因し、身体の老廃物を排出し、体温をゆっくりと上昇させます。通常のサウナやお風呂では、体内に蓄積された添加物、有害物質はなかなか排出されませんが、皮脂腺からの汗が重要な役割を果たします。皮脂腺からの汗には、有害物質やコレステロールの脂肪分が含まれています。

天香石ビーズバスによる遠赤外線(育成光線)による体温上昇は、血液循環、ホルモン、免疫、代謝といった生命維持に欠かせない4つの働きを向上させます。

天香石ビーズバス(サンドバス)の適応症

各種ガン・血流障害・血管の閉塞・神経障害・リウマチ・神経痛・冷え性・痛風・痔・肩こり・ぜんそく・慢性婦人病・便秘・ムチ打ち・関節炎・腰痛・アトピー・アレルギー体質・糖尿病・膠原病・肝硬変・疲労回復・認知症 etc

温熱効果で病気にならない体をつくる

体温は1度上げると免疫力が5~6倍、理想の体温は37度です。体温が上昇すると血液中の老廃物が汗と共に排出され、身体を美しく健康に導くとされています。入浴後やセラミック洗浄時には汚れが目視で確認できます。現代人の平均体温は35.7度です。がんの罹患しやすい深層体温は35度と言われています。

使用後は古い角質が取れ、肌もつるつるになります。また、肌のターンオーバーも促進されます。入浴を継続することで、デトックス効果や代謝の改善、体質の改善、ストレス解消、エステ効果、免疫機能の向上、各種症状の緩和などの効果が期待できます。

天香石の血流作用について

産業医科大学 物理学教授 心身医学博士 菅野久信(九大医)
今回、天香石と呼ばれるニューセラミックスを用いて、皮膚表面の血流に対する作用を見たので報告する。

実験方法

健常者3人をそれぞれサラ湯(40℃)と天香石セラミックス・ボール投入湯(40℃)に5分間入浴させ、入浴後5、10、15、25、35分の皮膚温度分布を日本電気三栄のサーモトレーサーを用いて観察した。

結果

サラ湯では入浴直後は勿論全体の皮膚温度は高くなるが、15分経過すれば皮膚温は下降する。これに反して、天香石セラミックス・ボール投入湯では、入浴直後はサラ湯とほとんど同じであるが、25分経過後再び皮膚温の上昇がみられ、これが持続することが観察された。

結論

皮膚温の上昇は末梢血管の拡張によるものであり、入浴直後は皮膚血管が拡張して皮膚温が高まるのは当然である。この皮膚温は外気により冷却されて、血管収縮を引き起こし、皮膚温は下降する。天香石投入湯では、逆に時間経過と共に皮膚温上昇の傾向が見られたのは興味ある。これは天香石より発する遠赤外線(育成光線)が深部組織の温度を上昇させ、その温度が皮膚表面に伝達したのではないかと思われる。
この結果から、天香石セラミックス・ボール投入湯は身体内部の器官に対して有効である。

天香石の分析①

【天香石の化学組成】

大変硬い火山岩であり、硬度は7と水晶と同じ。
しかし比重は水晶がぎっしり並んだダイヤモンドに近い数値。
なおこの鉱石を加工する際、ダイヤモンドの刃で1cm切断するのに1時間を要する。

セラミックス・ボール3mmに天香石を1200℃で焼き付けしています。

天香石の分析②

【株式会社ウォーターデザイン研究所】より参考

50種類以上の含有ミネラル

アルミニウム、鉄、カルシウム、カリウム、マグネシウム、ケイ素、ナトリウム、チタン、マンガン、リン、バリウム、クロム、ストロンチウム、リチウム、ニッケル、ルビジウム、バナジウム、亜鉛、ホウ素、セリウム、コバルト、ガリウム、セシウム、ゲルマニウム、ランタン、ニオブ、ネオジム、アンチモン、スカンジウム、テルビウム、トリウム、イットリウム、ジルコニウム、ビスマス、ジスプロシウム、ガドリウム、モリブデン、プラセオジム、サマリウム、スズ、ベリリウム、銅、エルビウム、ユウロピウム、タリウム、ウラン、タングステン、イッテルビウム、ハフニウム、ホルミウム、インジウム、タンタル、テルビウム、ルテチウム、ツリウムなど

※希少な微量金属元素、希土類元素が豊富に含まれている

天香石の分析③

遠赤外線が他の鉱石に比べて圧倒的に高い
4μm~14μmの育成光線 Growth Energy

注目すべき点は、この地には世界最大といわれる阿蘇のカルデラをはるかにしのぐ世界最大級のカルデラの痕跡が今なお残っていること。祖母山(そぼさん)、傾山(かたむきやま)、そして大崩山(おおくえさんけい)など中世代の活発な火山活動により誕生したカルデラ火山群のほぼ中核に位置している土地なのです。この1500万年前の世界最大級のカルデラの誕生、それは奇しくも日本列島が大陞から離れて、現在のような列島となった時期と一致しているのです。